| 会報 289 |
| 巻 頭 言 |
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厚生労働省労働基準局安全衛生部 労働衛生課長 鈴木 幸雄 |
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| 平成20年度全国労働衛生週間を迎えるに当たって |
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| 労働衛生に関する意識の高揚と事業場における自主的な労働衛生管理活動の促進を図るため、平成20年度全国労働衛生週間が10月1日〜7日までの1週間にわたって行われます。
本週間は、昭和25年に第1回が実施されて以来、本年で第59回を迎えます。この間、本週間は、国民の労働衛生に関する意識を高揚させ、事業場における自主的労働衛生管理活動を通じた労働者の健康の保持増進と快適な職場環境の形成に大きな役割を果たしてきたところです。 我が国における昨年の業務上疾病による被災者は8,684人であり、長期的には減少しているが、腰痛については近年増加傾向にあります。 また、一般定期健康診断の結果、何らかの所見を有する労働者の割合は増加を続けており、平成19年は49.9%に上っています。さらに、仕事や職場生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じる労働者の割合は6割を超えており、業務によるストレスなどにより精神障害を発症する事案が増加しています。 このような状況の下、平成20年度から第11次の労働災害防止計画がスタートしたところであり、労働者の健康確保対策を推進し、定期健康診断における有所見率の増加傾向に歯止めをかけ、減少に転じさせること等を目標に、危険性又は有害性等の調査等の促進、健康診断の結果に基づく措置の実施の促進、メンタルヘルス対策の推進、粉じん障害の防止、化学物質による健康障害の防止等を重点対策とし、関係者が積極的に取り組むこととしています。 これらの対策が事業場において着実に実施され、労働者の健康の確保、増進が図られるためには、経営トップや事業場のトップが自らの責務について認識し、産業医、衛生管理者、衛生推進者等の産業保健スタッフが中核となって、衛生委員会等の場を活用するなど労働者の意見を反映させながら対策を展開していくことが重要です。また、労働者自身も健康管理の活動に参加し、積極的に健康づくりに取り組んでいくことが重要です。 このような観点から、本年度は、 「あなたが主役 明るい職場と健康づくり」 をスローガンとして全国労働衛生週間を展開し、事業場における労働衛生意識の高揚を図るとともに、自主的な労働衛生管理活動の一層の促進を図ることとしています。 事業主、労働者、産業医等の労働衛生管理スタッフの皆様が連携して、各職場の健康確保をはじめとする労働衛生対策を進めていただくことを期待しています。 なお、今年度のスローガンは227件の応募作品の中から、選考の結果、JFEミネラル株式会社芳井鉱業所竹森茂也さんの作品を一部修正して採用させていただきました。応募いただいた方々に御礼を申し上げます。 | |||